『オリンパス XZ-10』2013年発売のオールドコンデジでお気に入りの一台です。
当時モデル末期の叩き売りで15,000円ほどで購入しました。
明るいところでの撮影ならば「オールド」と呼ぶのがためらわれるほどの描写をします。
当時はこんな高性能なコンデジが値段だけ安くするコンデジに紛れて同じような価格で発売されていました。
手のひらに握り込める程のサイズと重量で「今時のミラーレス」の先進の技術がいくつか搭載されていました。
中でも<RAW+JPGの同時撮影が出来る>のは今となっては貴重でアートフィルターのJPGとLightroom用のRAW両方で遊んでいます。
とは言えプログラムオートでポンポン撮るだけでしたのでLightroomで見ると面白い現象が見れました。
極小センサーのため絞り込むことで回折の影響を受けやすく絞り値F8では極端に画像劣化します。
今後は気を付けて[メニュー;内蔵NDフィルター]を活用しようと思います。
メニューで[NDフィルター:ON]にします
コチラの発売当時のレビューにも指摘がありました。
デジカメウォッチ 2013年
OLYMPUS STYLUS XZ-10 レビュー
※NDフィルターってなに?
・物理絞りではなくレンズのサングラスみたいなものです。
※回折現象ってなに?
・絞りが小さくなる事でピンホールカメラのように穴の淵(絞り)で[光が曲がる現象]の影響が大きくなる
(絞り・回折現象 等で検索してみてください)
・ややこしい話になりますが通常は絞り込む事でレンズの欠点が出にくくなって画質が良くなります。これはセンサーサイズによって最適解が変わってきます。
縮小画像にはなりますが画像をどうぞ
撮影日は違いますがほぼ同じ場所で撮影[絞り値]が違います
(F3.5)遠景のビルにしっかりピントがあっています
(F8)近景の「餃子の」文字の少し上あたりに
ピントが来てますが
何処もシャープではありません。